拉致監禁強制改宗抗議デモ
2011年2月27日午後3時半ころ、千葉県JR津田沼駅周辺は異様な雰囲気に包まれた。300人を越えるデモ隊が千葉県警の車両に先導され、警察官に護られながら激しいシュプレヒコールを発した。「拉致監禁強制改宗を赦すな! 赦すな! 赦すな!・・・」。デモは津田沼駅周辺の道路片側を一時封鎖して行われたため、県内でも指折りの通行客で賑わうJR津田沼駅から新京成津田沼駅までの数百メートルはパニック状況となった。
時は北アフリカや中東での反政府集会デモの真っ只中、「津田沼でも反政府デモか・・・?」と思われたかどうか・・・。しかし、シュプレヒコールの中には「警察、検察は拉致監禁強制改宗の犯罪を赦すな! 赦すな! 赦すな!」というものもあり、先導してくれた警察車両、警備にあたった警察官の中には複雑な面持ちをされる方も・・・。 このような集会、デモ活動は、今や北は北海道・稚内から南は九州・沖縄石垣島に至るまであらゆる所で展開され、日常茶飯事的な運動となっている。
北朝鮮の拉致事件を聞いて久しいところであるが、その北朝鮮以上の悲惨な拉致監禁問題が法治国家日本で展開されているからだ。一般国民には未だに知らされることのないこの悲惨な犯罪、拉致監禁の実体が俄かに陽の目を見ようとしている。しかし、数十年前から北朝鮮に拉致されている事実がありながらも、公にはせず、ひた隠しにしてきた政府と警察、検察が法治国家・日本、安全な国・日本の威信を捨てて恥を覚悟で全面的にこの摘発に臨むかは疑問だ。なぜなら、「統一教会は社会悪であり、彼らは何をされてもしょうがない・・・」と警察、検察当局が、一部の弁護士らに洗脳、マインドコントロールされているからだ。この国においては、統一教会人には信教の自由も、人権保護もない。
国内の拉致監禁問題も解決できないで、狡猾な北朝鮮政府とどうして対等に渡り合えようか。経済大国にはなったようだが、人権や信教、道徳的観点においては中世戦国時代と変わらない貧弱日本国家指導層のようだ。世界が呆れる前に自浄し解決すべきですよ!
